面白いのみつけた

「i は気が狂っていた。他の誰もがそれを知っていたが誰もiにそのことを伝えなかったので、iは自分以外の他人がみな狂っていると思っていた。それがiが気が狂っている証拠なのだが、親友のjとkの前で指摘することはさすがに出来なかったのでますますiは気が狂っていった。あるときnがハサミを借りに来たことがあったのだが、『基地外に刃物なぞ渡せるか!』と叫んで門前払いにしたことがあった。それ以来iに近寄る者はいなくなったのでiはますます気が狂っていった。
時折、空腹なbufがからかいに来たことがあったが既に幻聴、幻覚に悩まされつつあったiはbufを見るたびに『NULL!!NULL!キィィィィ!!』と叫び、bufもまたそんなiを見ていると自分が本当はNULLではないのか?と思いはじめついには初期化されているのかどうか分からなくなり、最後には他人が全て敵に見えて来るようになった。

というループの中のお話・・・・